HSC 自分のことを知るということ
娘は、敏感な子。
グレーゾーン?って言われたり、違う、って言われたり。
色んな概念や障害や、病名とか…
これに結構振り回された(-_-;)
最初の頃は、診断とかそういうのに頼っていた。
それがわかれば、できることが…
解決策が見つかる!
って思っていた。(わたしの得意分野)
いっぱい調べて、
あれか?これか?って当てはめて、
わかりやすい方法を探そうとしていた。
でも、ちがう。
人を当てはめたり、分類するのって、
すごくこわいことだな…って思い…
解決策ってなに?って。
「普通」と言われる、とってもアバウトで
時代が変われば「普通」も変わる、枠組みに
無理やり入れることが、解決策?
人には優しく明るく、ルールを守って、
目立たないようにしなさい。
暗くしてちゃ、ダメ。お友達はいっぱいね。
(これが今の「普通」かな)
痛い、やめて~(泣)って泣いているのに。
発達障害だって、ひとくくりにはできないし、
その子、その子でまったく違う。
人間をある種類に当てはめようとすることって…
何なんだろう???
調べれば、調べるほど、
そこに疑問を感じるようになった。
そして、
今のままの娘で、OK♪
そこに、病気や、障害の名前が付こうとつくまいと、
それは人間が都合よく後付けしたものだ。
関係ない!
そのまま、ありのままの娘でOK♪
と思うようになった。
(とっても時間はかかったけれど)
そんなときに、
Highly Sensitive Child = HSC
「ひといちばい敏感な子」
HSCの子育て本(漫画)が発売された。
気になっていて、活字の本は読んだことがあり、
これ…娘のことだし、わたしも…と思っていた。
枠組みに当てはめることには、抵抗感があるんだけれど、
生きづらいのは事実で、
自分のことを知る、ということは、
大切だと思った。
気をつけるべきは、娘がそれを読んで
その枠組みに当てはまろうとすること。
自然と合わせてしまう彼女なので…
まあ、でも本読むと、
赤ちゃんの頃からのこととか、今も、ほんとこのままだと思った。
以前は、「普通」に一生懸命合わせていた娘。
合わせず、ありのまま生きるようになってから、
ほんと、HSCなんかな~?と。
結果、本を娘が読んで、
「これ、わたしやんっ!」
って、びっくりしていた。
そして、何も言っていないのに、
その本を学校へ持って行き、担任の先生に読んで欲しいと渡した(笑)
なんで渡したのか聞くと、
「今後のために…」
( ´艸`)
もしかして…教室に入ってみんなと過ごしたいから、
先生に自分のことわかって欲しくて渡したの?
「うん。」
すごいね~~~♪
自分のことわかってもらいたくて、できることしてるんや♪
自分で考えて、自分のためにできることをしている娘。
ほんま、すごいな~と思った。
6年生。
この頃って、なんとなく色々わかっているけれど、
言葉にできない年代かな~と思う。
こういう本とか、ツールがあると、
それを元にして、自分のことを知ることができる、言葉で表現できる。
いいなあ、と思った。
ほんとのところ、HSCなのか発達障害のグレーゾーンなのか
スペシャルタレントなのか、
そんなのわからない。
わからなくていい、と思う。
どれ選んでもいい、と思う。
色んな子がいていい、と思う。
そして、
娘のことを通して、自分のことも知ることができている。
それは、次回に…