お母さんのせいじゃないで。
「お母さんのせいじゃないで。
なのに、なんで謝るんだろうと思ってた。」
と、言う娘。
えっ?
ずっと思ってた。
わたし(母)のために、
がんばって頑張ってがんばって‥
自分の思いを溜め込んでたんやないの?
全部、わたしのせい。
わたしのせいだ…
いじめも、その前も、その後も、
しんどいことあったの全部、
わたしのせいだ、と責めていた。自分のこと。
すると、
「違う。
自分の考え方。
ちゃんとしなきゃ、って勝手に思うようになった。
自分のせいや。
お母さんのせいじゃない。」
‥そう?
「お母さんは、なんも悪くない。」
と言ってくれる娘。
なんでもかんでも自分のせいって
自分を責めるわたし。
そうやんね、自分のせいって、
なんてえらそう…
自分のせいって言っておけば、思っておけば、
誰からも責められない。
言われる前に、自分で言っておけ、
と、自己防御しているのかもしれない。
そうすれば、自分以外から自分のことを守れるから。
娘がそう思おうと、どう思おうと、それは娘のこと。
わたしが突っ込むことではない。
わたしのせいって言って、
何かが変わるわけでもなく、
娘の気持ちが軽くなるわけでもない。
わたしが、気持ちの上で、
自分のせいって思うのは、勝手だけれど、
(いじめがわたしのせいで起きたわけでもないし…)
それを娘に伝えるのは、
自分本意だったな~と思った。
また、気づかせてもらった♪
自分を責めて、いいことは、ひとつもない。
他人に責められるより、
自分で自分を責める方が、
傷つく。ズタズタに。
自分を守ってあげられるのは、自分だけ。
わたし、悪くない。
わたし、いい。
わたし、がんばった。
無意識なんだろうけれど、
おかあさんのことを全力で守ってくれる子供☆
「お母さんのせいじゃないで。」
魔法の言葉やな。