わたしはしあわせ

ずっとがんばってきたけど…もうや~めた☆自分のこころに耳を傾ける日々の記録

自分の気持ちを伝えられない

最近、不登校特集である方が

「学校に何で行きたくないの?」って聞かれた時に、

 

答えられなかった、と言っていた。

なぜなら、

 

「義務教育で、自分の気持ちを伝える方法を学んでいないから。」

 

というようなこと。

 

娘はいじめがあってからなんだけれど、

その時の気持ちも言葉にすることはできず、(フラッシュバックもあったし…)

ただ、だまって、

自分の名前を書いて

鉛筆でぐちゃぐちゃにして、ビリビリにしていた。

 

 

不登校の理由はほぼ100%わからないんです。」

 

 

と、ある先生が得意げに(私の主観)言っていた。

 

でも、それは違うと思う。

 

その義務教育で自分の気持ちの伝え方がわからない、

ということもあると思うし、

子どもは親や先生のことをとても気遣っている。

「こういうことを言ったら、傷つけてしまうのでは・・・?」

と、考えるうちに何も話せなくなってしまうのではないかと思う。(私の経験も含む)

 

そして、何より、

 

 

大人が子どもの話を聴いていない。

 

 

が、一番大きいと思う。

 

一回、聴いただけで答えなかったら、言わなかったというのは違うし、

 

子どもが話しかけるタイミングがないくらい、忙しくしてるかもしれない。

 

あるいは、たたみかけるように親が話して、

子どもは「ハイ」と「イイエ」しか言えてないかもしれない。

 

仕事から帰ってきて、「あー疲れたっ!」って

しんどそうな顔をしている親に、

「実はね…」って子どもが話しかけるはずがない。

 

 

うん、これ当てはまった。わたし(-_-;)

 

 

だから、

100%わからない、って子どものせいにして、

考えるのをやめてしまっては、

子どもは話してなんて、くれるはずがない。

聴く耳もっていないんだから。

 

親が子どもに

「耳ついてるの?」

って、たまに言うみたいだけれど、

 

これ、逆だ。

 

子どもが大人に、

 

「耳ついてるの?」

 

 

子どもは全力で、

 

見て、聴いて、こっちを向いて!!!

 

って、SOS出している。

何も気持ちが言葉で伝えられなくても、子どもの方を向くだけでも

どうにかなることがあるかもしれない。

 

わんわん泣いている赤ちゃんを無視し続けたら、

赤ちゃんは泣かなくなる。

 

大きくなっても、同じ。

 

 

自分の気持ちが伝えられるように、

わたしも自分の気持ちを娘に伝えるように、

仕事から帰ったら、楽しかったことを思い出して話すようにしている。

娘が話しはじめたら、聴く。

その時は、否定しない、口を挟まないようにしている。

(たまに自分がしゃべり過ぎるけれど…しまった、と後で反省(-_-;))

 

これをするようになってから、

話してくれることも増えたし、

関係も良くなった(以前よりもーーーっと♪)

 

だからと言って無理しているわけではなく、

自分が腹立ったこととかも伝える。

仕事とかで楽しいことも、何だか見つかりやすくなった。

そっちに目が向いているんだと思う。

 

なので、自分の役にも立っている♪

最初はかなーり難しくて、やってまったー(-_-;)が多いけれど、

慣れてくると笑顔も増えるので、おすすめです(*^。^*)

 

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明日、学校に行きたい。

2学期のプレッシャーから、やや不安定になっていた娘。

プレッシャーを少しでも和らげられるように、

娘と話して、1回/週はフリースクールに通うことにしていた。

 

その、フリースクール登校の前日。

ちょっとはにかみながら、

 

「明日、学校に行きたい。(*^。^*)」

 

という娘。

その表情のかわいいこと…(親バカ(;'∀'))

 

少しペースをつかめたようで、

別教室でプレッシャーなく過ごせるようになってきた様子。

 

ということで、

翌日は別教室へ通学。

 

通学する間、(集団登校はしんどくてお休み中)

ずっと顔がこわばっていたんだけれど、

今回から、笑っていたのをみてホッとした。

 

こんなふうに、学校へ行くのに、

緊張したり、心臓バクバクしたり、

「行きたい!」と思って行くとか、

わたしにはなかった。(行きたくはなかったけれど)

 

「無理して行かなくていいよ、笑っていられるようにしよう」

 

と、本人には伝えてあるから、

学校へ行く、行かないは全部本人の選択。

 

小学生から、これをしている娘。

 

すごい…

 

負けていられない、(;^_^A

と、毎日彼女の姿をみて、心に思うのでした。

 

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目に見えないもの

「またなにかされそうでこわい。」

 

学校に対するこの娘の思いを、どうしたらいいのか…?

本当は楽しく行きたいのに。

 

いじめでこういう気持ちを抱えたまま、

学校生活が終わる子が多いことをテレビで知った。

 

「出口が欲しい。」

 

「正解が欲しい。」

 

「苦しい。」

 

わたしも、出口も正解も欲しい。

でも、出口も正解も無いんだと思った。

 

スクールカウンセラーに尋ねてみた。

 

「いじめ以降、人間不信があって、

 行きたいのに、行けない。

 どうしたらいいのか、教えて下さい。」

 

あれこれ、話したけれど、

結局、回答はなかった。

 

席とか、班とか、電話する、とか、、、運動会とか、修学旅行とか。

 

やった証拠、じゃないけれど、

形は整えてくれようとする学校。

 

でも、これでは何にもならない。

 

なので、

 

「目に見えないもの、気持ちが欲しいんだと思います。

 先生として、ではなく人として接して下さい。

 学校生活が、送れなかったとしても、

 そうやって接してもらったことは、

 娘の中に残ると思います。」

 

と、お願いしてみた。

臨床心理士さんだから、何となく伝わった感じはあったけれど、

学校の先生となると、

 

え、じゃあ、どうしたらいいの?!💦

 

って、あたふたしそう。(何度か言ったことあるけど通じなかった。)

 

 

目に見えないものを大切にして下さい。

 

 

これは、娘が学校に書いた文章の中にあった。

 

大切にして下さい、ってことは、

 

自分に対しても、

目に見えないものを大切にして欲しいってことなんだと思う。

 

みんながそれを大切にできれば、

優しい世の中になるだろうなあ… ^^

 

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大人に勝手に決められたくない。

娘は、今、「別教室」に居場所を作っている。

自分と一緒にいる子とで、

その場所のルールを考えて作り、

朝、終わりの会みたいなので、することも自分たちで考える。

そして、表みたいなのを、

家のパソコンでこしらえていた。

彼女のしたいことは、これみたい。

 

自分達で考えて決めたことを、自分達でしていく。

 

よく言っている。

「なんで、先生がいつも勝手に決めて押し付けてくるの?」

 

主役は子ども達のはずなのに、

いつも決めるのは先生。

 

なんで?

 

大人に勝手に決められたくない。

 

こういう考え方だと、

既存の学校に馴染むのは、かなり難しい…

だって全部先生が決めて、それをやれ、やれ、って言われるだけ。

なんで?って聞くと、

お前らの将来のため。

勉強して、いい大学に入って、いいところに就職するため。

 

みんながそう・・・?

 

 

大人に敷かれたレールをただ歩くのって、

実は簡単だと思う。

自分の頭で何も考えないもん。

何かあったり、できなかったりした時は、

大人のせいにすればいい。

 

自分で考えて歩くことは、

実はとても大変。

自分の頭で考え、自分で動く。

何かあったり、できなかったりした時は、

全部自分のせい。

何かあったり、できなかったりした時は、

その感情もすべて自分で受け取って、

自分でどうするか考えて、自分で立ち上がる。

おそらく、ぶつかりまくる。

その度に、起き上がることで、

大切なものを得ていく。

生きていく力。

達成した時の、喜びは半端ないと思うし。

 

こんな生き方を、

娘は示してくれている気がする。

 

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枠を取っ払う~折り紙~

娘が別教室で先生と折り紙をしていた時のことを話してくれた。

 

「先生が、説明書を見ながら折り紙をしてて、

 途中わからなくなって、

 わーーーっ!

 ってなってた。」

 

そうやんね、折り紙って、難しい…*1

 

「先生に、わたし言ったんや。

『わからんかったら、自分で折り方考えて、

 形作ったらいいやん♪』

 って。」

 

ほお~~~っ(*'▽')

 

折り紙の説明書の枠の中で、

できなかったら、

ううーーーって。

 

自由に折る、という

枠を外れると、

ううーーーってならずに、

どうしたら、どんな形になるか、

わくわくしながら楽しめる♪

 

なるほど、折り紙深いな…と思ったわたし(^^♪

 

大人はなかなか適当に考えて折る、なんて発想できないもんね。

形通りに…って。

 

子どもってすごいっ(#^.^#)

 

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*1:+_+

運動会くらい

2学期がはじまるとすぐあるのが、運動会の練習。

これは学校がイヤな子にとっては、2学期そもそもが高い山なのに、

追い打ちをかけるような生き地獄だなーーーと思った。

 

団体演技は練習しなければいけない。

      ↓

 学校に行かなればいけない。

      ↓

   しんどくなる。

      ↓

     休む

      ↓

  練習が遅れてついていけない。

      ↓

  さらに行きたくなくなる。

 

 

これで、考えただけで、うーーーってなるのに、

更にそこに大人の長年の価値観が追い打ちをかける。

 

運動会くらい。

 

運動会はいい思い出になる。

 

みんなでがんばったことは達成感につながる。

 

 

そう思う子もいるだろうけれど、

そう思わない子もいる。

 

「学校は行きたい、が、

運動会までは自信がなく、

練習があるから、学校には行きたくない。」

 

と、娘が言った。

本当は運動会も出たいのかもしれないけれど、

「出たい」と言えば、出られなかった時に自分が傷つくし、

周りを落胆させるから、本音を言えない状況もある。

(これは「学校に行きたくない」も同じこと)

 

わたしも正直、

去年出られなかったから~

運動会は…彼女のために…

と、思っていた(-_-;)

 

運動会も出られなかった、、、😢

と、子より落胆していた去年のわたしよりはましだけれど。

 

 

で、なんとか…と思ったけれど、

それで追い込むのは違うな…と思った。

まず、できることは…って考えた。

彼女が笑っていられるように…

この大人の価値観の枠を取っ払うことかな~と。

 

 

「学校」=「運動会」…✖(ちがう)

 

 

「学校」と「運動会」を切り離して考えよう。

でないと、

「学校」と思った時に「運動会」もひっついてしまって、

「イヤ!!!」ってなってしまう。

「学校」は、行きたいと思っているのに。

 

それはもったいない。

運動会は出ても、出なくても、あなたが元気ならいい。

出ようと思えば、走るのだけでもいいし、

それでもイヤなら、出なければいい。

どんな選択でもなんでもOK.

 

と、思っていることを伝える。

親の期待に応えたいと思う子どもの優しい気持ちもあると思うから。

わたしの取っ払える枠はここまで。

あとは、彼女に任せる。

 

周りの思惑はさておき…

 

彼女の正直な思いと、行動が=(イコール)になれば、

いいなあ~と思う今日この頃。

 

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月曜日はとてもしんどい

大人でも日曜日の夜になると憂鬱になることがある。

 

娘は、昨晩お腹が痛かったそう。

学校行かないって思ってたのに…

行ってても、行ってなくても、

気になるし、

「行かなきゃあかん。」

って、どこかで思っているのかな~と思いつつ。

 

今朝は、いつも通り起きた娘。

歯磨きをしながら、

「学校行こうかな~」とつぶやく。

 

遅れて、一緒に歩いて登校すると、

学校が見えた辺りで、

 

「やっぱり、モヤモヤするからやめとく。」

 

と、一緒に帰る。

 

家に帰って自分で学校へ電話した娘。

 

「給食から行きます。」

 

すご~く、揺れ動く思い。

月曜日はとてもしんどそう。

いや、日曜日の夜からかな…

 

月曜日を気楽にするためにはどうしたらいいだろう?

学校へ行かないって決めておくこともしてみたけれど、

少ししか効果なかった(-_-;)

 

給食から行ったけれど、

「勉強はする気にならない」、って。

行くだけで精一杯。

 

学校って何なんだろう…?

 

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