修学旅行のドタバタ
ここ最近、教室から遠のいていた娘。
そして修学旅行。
準備は、いち早くはりきってしていたけれど、
日が近づくにつれ、雲行きがあやしくなってきた。
「行かん。」
理由は、あーだ、こーだ、言うものの、はっきりしない。
夜になると、
「行きたいけど、行きたくないっ!」
と、モヤモヤをわたしにぶつける娘。
教室から遠のいているのも不安の一因なようす。
2日前は、もう行かない!って迷いながらも行かない方向。
修学旅行は行っておいた方がいい。
心の底で思いつつ、
行く、にしても、行かない、にしても、
そ~か、そ~か、としか答えなかった。
どちらにしても、この不安をどうにかしてあげたい気持ちになったけれど。
不安をぶつけられつつ、
「行動班が誰かわからない。」から、聞いて欲しい。
と具体的に娘がわたしに頼んだので、
それについては、
よし。
と、動いた。
修学旅行前日は、そんな不安から学校はお休み。
学校はどうでもいいから、修学旅行は行かせてあげたいな。
という、親心があり、頼まれたこともあったから学校へ。
前日にお休みしたことで、焦る先生。
行動班聞いて、だいぶ不安みたいです、と伝える。
わたしは仕事だったので、そのまま仕事へ。
でも、気になる。
とても、気になる。
学校から電話があったり、家に行ってみてもいいか?と問われ、
娘は、「イヤっ!」とか、あーだこーだ言ってたので迷う。
でも仕事も忙しいし、
あれもして、これもして…
あーーーっ!!!
も~まかせようっ!!! 助けてもらおうっ!!!
と、ふっきれて、
「家に行ってもらってかまいません。お願いします!」
と伝えて仕事を続けた。
結局これがよかったみたい。
先生が訪ねて来てくれてうれしかったようで、
修学旅行の説明もしてくれたりで。
先生が帰った後、ひとが変わったように笑顔になった娘♪
それでもその晩は、
涙
だったけれど、
否定的な涙ではなく、気持ちを表現している涙で。
修学旅行の朝、
やや緊張した面持ちで「いってきまーす!」と出かけた。
そして、笑顔で
「ただいま~!」
というわけで、何日か夜は寝られなかったけれど…
結果オーライ。
学校に何かを伝えるとき、
以前は、娘がこういう状態でこうでこうで…
って、わたしの不安が大きくて、不信感も強くて、
まかせるってことができなかった。
(経過と状態を考えると、それもそれで仕方なかったんだけれど。)
ふりかえると、それは、
自分だけでどうにかしようとしていた、ってことになると思う。
わたしがいなきゃ、
わたしが考えなきゃ、
わたしが、って。
今回、まかせようっ!って思ったら、
そうだ、わたしだけじゃダメだっ。
いっぱい助けてもらおう!
みんなに協力してもらおう!
娘のこと、応援してもらおう!
ってふっきれた。
娘にも伝えた。
これからは、みんなに助けてもらう!
先生に迷惑かける。
ただでさえ忙しいのに。
…ってずっと遠慮してきたけれど、
いや、いいんだ。
才能たっぷりの娘のためなら、喜んで動いてくれる!
それくらいの価値がある!
にきりかえてみたら、修学旅行に行けた。
行けた、行けなかった、じゃなくて、
頼れた
ことが何よりの収穫♪