あふれるSOS
悩みに悩みまくる娘。
表情がくもってくると、あ~…と思う。
黒いようなのが渦巻いている感じ。
出せばいいのに…と、思い、イライラするわたし。
今回は、そのイライラと、出してみたい衝動にかられてしまった。
なんだかんだ怒っているから、
最近はまっているアンガーマネジメントから
怒りは二次的なもの、ほんまは
悲しい。
ツライ。
わたしをみて欲しい。
思いがいっぱいになったときに、
怒るんだって~って、娘に話した。
「そんなことないっ!」
否定しまくる娘。
でも目には涙。
それもすぐ拭いて、「そんなことない!」
大人げないわたしはたたみかける。
「悲し~ツライ~もっと、わたしを見て~」
声に出して言ってみる。
怒って、マイスペースに閉じこもった娘。
それから、わたしは用事があったので1時間ほどお出かけ。
帰って来ると、娘はわたしに神妙な面持ちで手紙をくれた。
そこには…
もっともっとわたしを見て欲しい。
かまって欲しい。
ツライ、ツライ、ツライ。
助けて。
SOS。
なにもしなくてもいいから、つらいことを知って欲しい。
わたしは泣いています。
忙しいのにゴメンナサイ。
このような感じの内容。
手紙を読んでいる間、娘はわたしの顔を何とも言えない表情でみている。
うわあ~めっちゃうれしい。伝えてくれて、ありがとう♪
とお返事。
娘は照れている。うれしそうに見える。
泣きながら書いたんや、とニコニコ教えてくれる。
これは学校に対して書いたもの。
家ではわたしに怒りとかもガンガンぶつけるけれど、
学校では張り付いた作り笑顔でめちゃめちゃがんばる娘。
それが限界になると、こんな感じになる。
ちゃんとしなきゃ、怒られる。
ちゃんとしなきゃ、ついていけない。
ちゃんとしなきゃ、はじかれる。
みんなと同じように、ちゃんとしなきゃ。
ちゃんと、しなきゃ。
自己否定されるようなできごとがあってから、
もともとがんばり屋だった娘が、
過剰にがんばるようになった。
ピンピンに張った糸を、さらにピンピンにしようとしている感じ。
なにもしなくても、そこに生きているだけで十分なんだけれど。
学校へ行かなくても、
勉強しなくても、
みんなと同じじゃなくても、
いるだけでOK。
感じて欲しいな~
でも、わたしがそれを知ったのはつい最近…
はっ…今、娘がそれに気づいたら、この先めっちゃ面白い人生!
そう思うと、とても楽しみになってくる。
実際、最近娘の周りには好きなことをしているステキな人たちがあふれている☆
あふれ出したSOS。
ピンチはチャンスなんやね。
言い過ぎた?って焦ったり、あれこれ考えたり。
全部、OKっ!
毎日、あたふた~