どうしよう・不安・不安・不安
娘の不登校。
親は焦る。
学校に行かなかったら…勉強ができない。将来どうなる?
学校に行かなかったら…友達ができない。将来どうなる?
学校に行かなかったら…落ち込んで死んでしまうかもしれない。
こんな不安が四六時中ぐるぐる頭の中をめぐる、めぐる。
どうしよう?こうなったら、こうなる…ああ、もう人生お終い。
教育機会確保法、ホームエデュケーションとか…フリースクールとか。
フリースクールも行った。
家で休んで勉強もした。
でも苦しい。
なんで?
もし学校へ行かなかったら、将来どうなるかわからない。
これが魔物だった。
これ…
わたしの不安だった。
だって、娘はどうなるか知らない。
目の前の現実が辛くて、将来のことなんて、考えられなかっただろうし。
なんで私はみんなと違うの?って苦しんでいたし。
「勉強がんばらないと、
手に職つけないと、
不幸になる!」
すりこみ…思い込み、教育。
わたしが小さい頃、知らない間に身につけた価値観。恐怖感。
学校へ行きたくない大切な娘が、
わたしのその価値観から、めっちゃはみ出ようとする。
こわい。
あぶない。
不幸になる。
わたしがこわかった。
不安だった。だってわたし、その道知らないもん。
そうなんだ…と思ってから、「不安」がきた時はじっくり自分の不安を味わってみた。
ああ、そうか、子供の頃のわたしはこんなに不安にかられながら勉強してたのか…
行きたくもない学校に行っていたんだ。
やりたくもない勉強もしてきたんだ。
勉強してがんばってきたけれど、
全然しあわせじゃない。
あれ…?
それがストンと心におちてから、
娘が学校へ行くまいと、教室へ入るまいと気にならなくなった。
元気ならいい、と頭で考え、口にも出していたけれど、
そうじゃなかった。
後から心が追い付いてきた。
すると、、、
娘の表情が明るくなってきた☆