不登校解決策～これで必ず大丈夫！～

「不登校解決策～これで必ず大丈夫！～」

もし、このような攻略本みたいなのがあって、

こう～すれば、こう～なる！

大丈夫！

と、書かれていれば、

真っ先にめっちゃがんばって取り組むだろうわたし。

想像してみる…

そりゃもう、がんばる！

だって、大丈夫って書いてあるし、こう当てはめれば、こうなるって書いてあるもん。

最短方法で、無駄なく、やれるようにがんばる！

がんばる、がんばる！

とにかく、がんばる！

…あれ？

そうならない。ここは、こうならない。

なんで？

ちゃんとがんばったのに。

この通りにしたのに。

わたしは悪くないのに…

なんで？

そうか、がんばりが足らないんだ。

よし、もっとがんばる！

…

うまくいかない…わたしには能力がないんだ。だから、うまくいかない。

がんばり足らない、がんばることもできなくなってきた…

もう終わりだ。

こうなるだろうな…というか、こうなった。

ゲームを攻略本読んでクリアしていくの好きだったもん。

まちがいない、っていう安心感。

がんばれば、しあわせになれる、という安心感。

これまでのわたしの経験、生き方。

がんばれば、自分のことはある程度は乗り越えられてきた。

それでも娘のことで、

がんばっても、乗り越えられないこともある。

ということが、わかった。

これで必ず大丈夫なんて方法はどこにもない、とわかった。

不登校にしても、他のことにしても。

悩んで、迷って、失敗して、落ち込んで…

わたしもまわり道して、

今も悩むし、迷うし、失敗するし、落ち込むし。

それをいっぱいしてきたから、わかったこといっぱいある。

でも、がんばってみたから、わかったんだと思う。

あ～…これでいいんだ。

がんばっても、いい。

失敗しても、いい。

迷っても、いい。

悩んでも、いい。

落ち込んでも、いい。

このまんまでいいんだ。